ひらログ

おひまつぶしにどうぞ。

恋文

 当ブログの読者が100名を突破しました。開設から1ヶ月あまり、私の書くものを読んでくださる方は、いまや私の友達より多いということになります。ことばこそわが命とばかりに、書いては消し、口を開いては黙り込み、頭を抱えてのたうちまわっている私にとって、ことばを好いてもらえるのは、この上なくしあわせなことです。いつもありがとうございます。

 ぼんやりと100名に宛てて書くことをしなかったからこそ、それだけたくさんの方に受け取っていただけたのなら嬉しいかぎりです。いつでも、いっぺんにひとりを思って書きます。100万人のために唄われたラブソングに想いを重ねたりしない、と唄う20世紀のラブソングが私は好きで、ひとりを思って歌うから100万人に愛されるのだろうと考えて、そのまねごとをここでしています。

 書いたものが読まれるのは、ずっと恥ずかしいままです。打ち明けたいのと、ばらしたくないのとが、私のなかで常にせめぎあっています。おさまりがつかなくなると、さらっとしゃべるふりをするのに努めながら、私は冷たい汗をかきます。きれぎれにことばを産み落とすいとなみは難儀です。それでもやめようとしない私は、ことばに取り憑かれているのです。